去年の12月2日。
全員がサンタの格好をし、誕生日である光くんがトナカイになっていたのを思い出す。
あの頃はすでにJUMPに完全に惹かれていて、でも 私は受験生だったから勉強もしなくちゃいけなくて。小さいテレビを部屋に運んで、勉強していた。
JUMPは9人もいるから、ひとつのテーブルにおさまりきらなくて、2人くらい別のテーブルにいって。でも、JUMPが映ったら別のテーブルにいたメンバーも立ってこっちを見た。JUMPが映ったとき、無意識に笑ってる自分がいて「ああ、きもいな〜」って思って(笑)スーツで踊るキミアトも新鮮で。
でも、やっぱり1番印象に残ってるのは赤鼻をつけた光くんでした。「きっと素晴らしいプレゼント持って」とソロで歌う光くんの声を聴いて、声高いな〜!とか思ってた気がする。笑
JUMPを好きになるまで、私の中で山田くんと同じくらい有名だったのが光くん。〝 八乙女光 〟って名前、インパクトありすぎて。笑
といっても、ドラマなどは美男ですねしか見てないし、どこで光くんを知ったんだろう?
光くんってどこか影がある人に感じてました。
目立とうと頑張ってるように見えました。器用貧乏というか、この人はJUMPに馴染めてるのかな?って。
でもそれは深く考えすぎだったのかもしれない。
光くんは強い人。いじめられても、親が離婚してもダメにならない人。
しっかりしてる人。抜けてるところもあるけど、自分の役目に責任を持てる人。
才能で溢れてる人。
ずっと前に「それぞれの書く歌詞の魅力①」というタイトルで記事を書きました。他のメンバーに比べて、光くんと薮くんは作詞した作品が多いので別にして記事を書こうとしていました。でも時間がなくて全然書けなかったので、せっかくなので今日 光くんの歌詞について書いていこうと思います(*´꒳`*)
アルバムに収録されている6曲。
- INFINTY
前向きで明るい曲。歌番組で歌った時の動画を見たことがあります。収録されているファーストアルバムでは、薮くんの作詞したDREAMERに続き2曲目。ファーストアルバムの一曲目がメンバーの作詞した曲ってすごいなって思ったんですけど、まさか2曲目もメンバーが作詞してるの?!って、最初知ったときは驚きました(笑)
才能って どこからか降ってくるもんじゃない
花のように いつも笑ってれば きっと見つかる
好きなのはここの歌詞。
才能は降ってくるものじゃないって現実的な事言ってるけど、でもそのあとに出てくる「花のようにいつも笑ってればきっと見つかる」って言葉で、なんか素直になれる。私がINFINTYを聴くのってだいたい悩んでたり、そんな楽しい時じゃないんですけど、「笑ってればいっか、そっか。」って心が軽くなっちゃうんです。
実はこの曲をちゃんと聴いたのは最近で。最初聴いたときはなんか変な曲だなぁ、と思って(笑)だから、あんまり聴いてなかったんです。それで前 久しぶりに聴いたら、なんかすごく楽しい曲で完全にハマってしまいました。
この曲、歌詞めっちゃ楽しくないですか?(笑)
どんなにあがいてもがいても
ちょっとやそっとじゃくじけない
壁に全力チョップ でも手痛い
でも手痛い、ですよ?大人に不満言って、自分が思うように生きて、でも手痛いんですよ!(笑)かわいくないですか!←
作詞も作曲もしたこの曲、聴いてると楽しくてしょうがない!
- パーフェクトライフ
飴玉ぐらいの気持ちで変われる朝
この歌詞すっごい共感します。(笑)今日学校行くの嫌だなあとか、起きたくないなあとか思っても、仕方なく準備したり起きたりするだけでそんな気持ち無くなっちゃう。やるしかないし、やらなきゃって(笑)
それと、共感してくださる方多いと思うんですけど「曇りのち幸せ」って歌詞いいですよね、とっても!
- サム&ピンキー
去年、光くん誕生日おめでとう!ってことで、らじらーで流されたサム&ピンキー。この日初めて聴いて、アイ☆スクリーム同様「変な曲だなあ」が第一印象です(笑)今年はらじらーで何がかかるんだろうってちょっと楽しみにしてたり。笑
私って、光くんの作詞した曲だいたい「変な曲だなあ」から入るんですよね(笑)きっとそれは全部、初めて聴く雰囲気のものばかりだから。同じ人がつくるものってだいたい似てきちゃうと思うんですけど、光くんは全然似てない。すごいなあ。
でも聴けば聴くほど良い曲だなって思うし、軽く聴こえる歌詞にも色々考えさせられる。考えさせられるけど、やっぱり聴くと元気出る。
今君と出会えたのは 絶対 I need you
光くんらしい素敵な歌詞。聴いてるこっちが嬉しい。そして、光くんのソロで最後を締めくくってくれる嬉しさ( ˆoˆ )/
- コンパスローズ
長い時間をかけてやっと形に出来たコンパスローズ。この曲を作ってる光くんを間近で見てるからこそ、メンバーはこの曲が歌えて嬉しいと言います(*´꒳`*)
そんなコンパスローズについて、光くんはこう話します。
自分で色んな曲を聴いたりして、「なんでこの人の歌詞は響くんだろうな」っていうのは思ったりもしますね。一番後ろの楽器とかが一番盛り上がってるところに、良いワードがきたりとか、やっぱりその楽器の演奏の山に その良いワードがてっぺんにのってるから、これは歌詞が聴きやすいんだな とか思ったりして、なんで最初にこうのってて一番のってきたところに良い歌詞をぽんって持ってくるとか。
今回のコンパスローズって曲書いたときも、すごい非現実っぽい中に、急に誰でも共感できるようなポイントをつくるのが好きなんですよ。だから、犬が腕で寝てて 聞いてもムシされるとか。すんごい考えてるときに、なんかすごいイライラするじゃないですか。カモメでさえも 俺に笑ってるな、みたいな。俺のこと笑ってるな とか、なんかそう普段会話することのない動物とかと、なんかこう関わりあってる瞬間が好きですね。
「なんとなく進んでいこう」とか本当だったらさ、夕日が沈み星空見えるまで〜なんか「手を繋ぎ進んでいこう」なんかそういうさ「いつまでも」とか入れれたわけじゃん。でも光は「なんとなく」にしたわけでしょ。
当たり前に一緒にいるっていう考え方もあるし、まだ近付ききれなくて仕方なくいる。
そうコメントしてくれたのは薮くん。
- 光くん
今君と同じこと考えてるんだよ、ってところを大きく持ってって もうそれの前フリなんですよね、Aメロもサビ始まっても。そこにこう重点を置いて、なめらかにいけるようにつくった。だから、AメロもBメロも滑り台のような感じで、ゆるやかに聴けるような詞にして そこに持ってくっていう。例えば「今君と同じこと考えてるよ」っていうと、だいたいがしっとりとした恋愛を思い浮かべるじゃないですか。でも僕はなんか、さわやかな「今君と同じこと考えてるよ、こうでしょ」っていうラフな感じにしたかったんで。そのなんか行ったことないような世界観で聴いてほしかったので、乗ったことないような船の上にいるような想像つかせて…みたいな、そういう感じにしたかったんですよね。
その 2人の想いだけ現実的な、っていう。それまでは全部 非日常的な感じにしてっていう感じですかね。当てたいスポットをこう、ちゃんと決めておくと まわりも書きやすくなるって感じで。
- 薮くん
「雲の上でおいかけっこ」とか「カモメ生意気に笑う」なんて絶対出てこないじゃないですか。しっくりきちゃうっていうのは、そういうのが光がうまいから成り立ってるんじゃないかな、って。
- 光くん
なんか疲れてるとき電信柱を ぽっと見てて「お前いいよな、ずっとそこにいて」とか思いながら、なんかそういうのを言葉にすると〝あ、おもしろい〟ってなったりとか。「よく ビショビショになって壊れないよな、自動販売機」とか思いながら。だからそういうのとか、ひとつの自分のストーリーの中に ぽんと入れると引き立つというか、自分の思ってることが2倍3倍に表せれるなあっていうのがあって。まわりをこう見ながら、パーッて作ることが多いですね。
サビで、出だしが上がるじゃないですか。タララララーってこんな感じで気持ちよく歌えるワードっていうのをどんどんはめていくんですよ。なので僕は「空を飛べ」って、こうバッていう気持ちになれるような出だしにしたりとか。
なんかこう そうですね、ライブとかで歌って気持ちよく 素直に出るようなワードを大事にしてますね。強い部分はおっきめに書いたりとかして、山というかバランスみたいなのを見て。とりあえず、どうでもいい みたいな。メロディは歌詞乗っけるだけだけど、本当はこっちを聴かせたいっていうときとかは、もう薄く書いてとかして見てる。ひとつの絵みたいになんか、うん。
本当にただのインタビューなんですけどね。でもなんか好きなんです。このインタビューが。光くんはこうやって歌詞をつくるんだ、光くんはこうやって生きてるんだ、当たり前のことをこうやって見て感じてるんだ、って。
ただファンタジーに聴こえるこの曲も、言葉のチョイスがおもしろかったり、色々想像できて楽しいですよね!
- Come Back…?
3分29秒という短いこの曲。作詞作曲は光くん。この曲を聴いていったい何人の人が、光くんを「天才」だと思ったんでしょうか。前奏の音が鳴り始めた途端、曲に引き込まれるあの感覚。綺麗な音で始まる前奏とは全然違う、かっこいい中身、ラップ、韻を踏んだ難しい歌詞、つい色々想像して考えたくなってしまうストーリー。でも、すごく綺麗で繊細。
「鈍」「廃」「奇」「美」「乱」
能ある君は爪を隠すCat
軽い気持ちで歌詞を語っちゃいけないんじゃないかと思うくらい、メロディと歌詞に圧倒される。ひとつひとつは文章のようではなくて、でもその短文や単語に頭が痛くなるくらい想像して考えてしまう。
過去にフラッシュバック
君の目は冷えた心の傷に染みるだけ…
光くんが薮くんの声を想像して、薮くんに歌って欲しくて書いた歌詞。smartでこのパートを歌う薮くんの表情が好き。光くんはどうして薮くんを想ってこの歌詞を書いたんだろう。
Twitterで見たんですが「好きなアルバム曲」という投票形式のもの。Twitterなのでファンの、しかもごく一部の人の意見ですが、その一位になったのはCome Back…?でした。でも、そのごく一部の人の意見で一位になったなら、きっともっと大規模な投票になっても、この曲は一位になってしまうんじゃないかと思います。
たくさんの才能に溢れた光くんだけど、一番感謝の気持ちが大きい。
9ぷぅをつくったのも、「とびっこ」をつくったのも、いたジャン呼びを考えたのも全部光くん。
JUMPの親しみやすさをつくっているのは光くんなのかもしれないなぁってずっと思ってて。光くんがいるから、JUMPに柔らかさが出てる気がするんだよ。後輩なのにイジってんじゃねーよ!って怒るけど、それが光くんの良さなの分かってるかな?
光くんがファンにくれた「とびっこ」っていう名前、ファンにとっては本当に幸せで大切なものなんだよ。
「とびっこ」って名前ださいって言う人もいるけど、そんなの関係なく光くんがくれたことがすごく嬉しいんです。好きな人に、名前をもらえるんだよ?こんな嬉しいことない。
ありがとう、光くん。
そうやって何気なく言ったものが、実はとても大きいものだったんだって、それも光くんの才能だね。
「光」って名前は、あなたが1番似合う。
あなたしか似合わないよ、こんな大きな名前。
いつも輝いていてくれて、そして光をくれてありがとう。
Come Back…?の一位や、あらゆるところで語られる光くんの作詞。こうやってたくさんの人の胸に響いて、無性に聴きたくなる時があって、聴くとやっぱり好きだなって思う。
かっこよくてかわいくて、歌が上手くて作詞できて、天才で天然で漢字読めなくて、後輩からいじられて猫嫌いで。
不思議だなあ、光くんって。
どれが本当の光くん?
ううん、全部 本当の光くん。
不器用なのに器用で、自分ではきっと気付いてないたくさんの魅力に堕ちてしまう。
光くんは天才なんだ、きっと。
きっと八乙女光の溢れる魅力は、これからもたくさんの人の胸に残っていくんだろう。
そんな素敵な光くんを好きになれて、応援できることがすごく嬉しいよ。
光くん、 26歳の誕生日おめでとう。