Hey! Say! JUMPをあまり知らない人でも、唯一誰もが知っているのが山田くんだと思う。
山田くんは、いつもセンターでキラキラを放っていて、「アイドル」という言葉が似合いすぎる その容姿と存在感。
きっと、悩みなんてないんだろうな。
JUMPをジャニーズグループの一部として見ていた私はいつもそう思っていました。
いのちゃんに惹かれ、JUMPを気になり始めた。
でも、全員を好きになってちゃんとJUMPを好きになれるまでには時間がかかった。
どうしても好きになれないメンバーがいたから。
その中の1人に、山田くんがいた。
JUMPはよく笑う人が多く、いつもわちゃわちゃしていて、仲良くしてて。
でも山田くんは、1人 隅で冷めた目で他のメンバーを見ている、そんな印象があった。
どうして、そんなキツい言葉を言うの。
そう感じることも多かった。
でも、その印象がガラリと変わったのは一万字インタビューを読んだときでした。
サッカー選手になるのが夢だったこと。
ずっと隅で踊っていたこと。
Jr.にとって裕翔くんは超えられない壁だったこと。
でも、山田くんは超えたいと思ったこと。
Dreams Come True でポジションが変わったこと。
他のメンバーとはあまりにも違う大きな声援を受けたこと。
ソロデビューで悩んだこと。
やめようと思ったこと。
背中を押してくれたのはメンバーだったこと。
周りから見れば、幸せなことばかり続く山田くんの裏には苦しみと葛藤がありました。
ミステリーヴァージンのメイキングで映っていたのは山田くんの寂しそうな表情ばかり。
口からこぼれるのはJUMPの話ばかり。
「JUMPーはどこにいるのー?だいちゃーん。ゆーりー。」と1人ずつ名前を呼ぶ、こんなに寂しそうな山田くんは初めて見ました。
このメイキングに映っていた山田くんは、キラキラを放っていなかった。
このとき、「あぁ、山田くんも一緒なんだ。」ってそう思いました。
山田くんが輝いているのはHey! Say! JUMPの山田涼介であるとき。
別の映像では「ミステリーヴァージンが発売されます」と山田くんが番宣すると、どこからかJUMPがやってきて、みんなで飛び跳ねながら「発売されます!」「買ってね!」と笑顔で言っていました。JUMPが飛び跳ねてて、山田くんの前に被って、山田くんは埋め尽くされていました。でも、たまに見える山田くんの表情は笑顔で。私の知ってる山田涼介はこれだ、って嬉しくて 感動しました。
花のような えがおを咲かした
君がいて 逢うたび僕らも 笑顔をもらうんだ
今日という日が 明日への架け橋になる
目の前の 未来への道を 共に行こう
山田くんの作詞したこの曲が好き。
JUMPがファンに声を掛けてくれているようで、聴くと元気が出ます。
でも、今思うのはこの曲の主人公は山田くんみたいだっていうこと。
「君」っていうのはJUMPで、「僕ら」は山田くん。
山田くんはとにかくかっこよくて、他のメンバーに比べてあまり笑わなくて。
でも笑ったときの笑顔は、晴れた日にぱっと咲いた花のように綺麗でかわいい。
手と手繋いでほら
暖かな君が 泣き顔を笑顔にする
JUMPがいるからこそ、山田くん心から幸せそうな笑顔をするんだと思う。
24時間テレビのドラマの役作りのために5㎏以上も痩せた山田くん。
山田くんはアイドルだけど、列記とした俳優でもあるんだと思う。
山田くんの演技が好き。
悲しいときの、切なすぎる表情が好き。
楽しいときは本当に嬉しそうにする表情が好き。
低くてかっこいい声も、かわいい声も好き。
山田くんがアイドルにならず、サッカー選手になっていたら今ごろ活躍してるのかな…っていつも思ってる。
本当はサッカー選手になりたかったんじゃない?
アイドルになって、今幸せかな。
Hey! Say! JUMPを人生そのもの、と言ってくれてありがとう。
「アイドル」なんて我慢しなきゃいけないことばかりで、窮屈だと思うのに、それでもアイドルの道を歩んでくれてありがとう。
俺にとってメンバーは、いて当たり前だし、いなきゃダメだし。これからもJUMPは、俺にとって支えだし、器だと思う。その器に、みんなのエキスを、たくさん注ぎ込んでいきたいなって思う
山田くんはそう。
いつだって「みんな」。
1人で喜ぶより、みんなで喜びたいって。
そんな人でいてくれてありがとう。
一万字インタビューをしたころは、JUMPはまだ今のような環境にはいなかった。
圭人といのちゃんなんて本当に知られてない存在だったんだと思う。
でも、山田くんがメンバーの話をしたとき 1番たくさん話してくれたのは圭人といのちゃんだった。
まだまだ知られてないメンバーのことをたくさん話してくれたのは山田くんの優しさかな。こんな人だよって知ってもらいたかったのかな。
山田くんは本当にツンデレで、メンバーが好きっていうことは聞かないと言ってくれない。けど、山田くんのその笑顔から、好きってちゃんと伝わってるよ。
これからだから、JUMPは。やっと一歩目を踏み出せたんです。同じ歩幅で、同じ夢に向かって、全員で同じ一歩を踏み出せたから。俺も、メンバーも、ここからだぞって思ってます。
JUMPのこれからが楽しみ。
JUMPのエース、山田涼介。
デビューしてから大事なところは山田くんが担うことが多かった。
まだ子供だった山田くんにのしかかったプレッシャーは想像できないくらいのものだったと思う。
それでも、JUMPの為に頑張ってくれてありがとう。
ここまでJUMPを引っ張ってきてくれたのは、紛れもなく山田くんだと思うよ。
JUMPがいるから、私は頑張れるんだよ。
つらくても9人を見れば、声を聴けば頑張ろうって思えるから。
私、頑張るから。
忙しくなって、休む暇もあまりとれなくて、大変だと思う。
どうか体調には気をつけて。
その、花のような笑顔が無くなりませんように。
1993年5月9日、23時13分。
山田くん、
生まれてきてくれてありがとう。
そして、23歳の誕生日おめでとう。