きらりと、儚く

忘れないよずっと

ソウルメイト

何でも上な兄、母親と相性がいい兄、何も悪く無いけど何も勝てなくて時々泣けてきちゃう。母親には比べなくていいと言われるし、生きている世界が違うのは認めなくちゃいけないんだけど(そしてその方が格段に生きやすくなるのも分かってるけど)、そうやって言われてしまうのが何ともつらかったりしてね。

 

歳が離れてるからこそたくさん優しくしてくれて、勉強を教えてくれて、小論文や自己PRシートの添削もしてくれたし、機械系の操作とか雑学とか本当に何でも。

 

私が大学でめちゃくちゃ単位数が多くなってしまうことを伝えた時は、「めちゃくちゃがんばってる!そんな頑張ってる大学生、日本中探してもほぼいないよ…えらい😭」なんて言ってくれるし、合格した時もすごい!って褒めてくれたし、何でも上だからこそ兄の言葉は偉大で、私のネガティブも不安も心配も全部吹き飛ばしてくれる。

 

母親にこんなふうに言われるんだよなんて伝えたら、笑いながら「まあ気にしなくていいんじゃない?」なんて言ってくれるんだろうな。完璧に見えるけど、きっと同じように繊細で、そうやって兄自身も色々受け流したりしながら自分を守って、努力し続けてきたんだろうな。

 

決して仲が悪いわけではなくて、むしろ仲良くやってる方だと思うけど、お互いのプライベートなんて知ってるようで知らなくて、別に干渉し合うわけでもなくて、何か良いことがあると「さすがおにいの子だなー」とか言ってくれるけど、一番近くて遠い人。

私が勝てるのなんて、イントロクイズとか、兄より朝に強いことととか痛みに強いことくらいかな。

 

これからもあなたが先を生きて、人生のイベントをネタバレしていくのでしょうね。

 

一生追い抜くことはできないけど、自分のレベルを弁えずにあなたに追いつこうとすることで、私は自分の可能性を拓いていくことができるのだろうとも思います。

 

上へ上へ引っ張ってくれてありがとう。

私の兄になってくれてありがとう。

 

大好きだけど憎い。増愛って言葉がぴったりだよ。

 

 

 

ご結婚おめでとうございます。

どうかお幸せに。