きらりと、儚く

忘れないよずっと

掛け持ちの答え

 

私は常々思うのですが

 

 

 

 

 

 

と、何かかっこいいことが言えないかなと考えたけど思いつきませんでした(笑)はい。最近、ミステリという勿れを大人買いしまして、母と一緒に読み進めています。淡々と語る整くんの言葉で日々考えが広がっています。

 

さて、今日は最近純粋に楽しめるようになってきた掛け持ちの話をしようかなと思います。

 

まずはじめに、ご存じの方も多いかと思いますが、私が掛け持ちをしているのは、Hey!Say!JUMPの伊野尾慧さんとなにわ男子の大橋和也さんです。呼び方は、「いのちゃん」と「大橋くん」です。

 

いのちゃんは2015年から、大橋くんは2019年から追いかけています。

 

JUMPのファンになる前の私は歌を聞くのが好きなフツーの女の子でした。JUMPを好きになった時、いのちゃんが好きだと自覚した時は不安になるほどこれまでとは違う感情で、いわゆる私は“ジャニオタ”の仲間入りをしました。

こんなにも好きになることはもう無いだろうなと本気で思っていたし、それくらいにJUMPに夢中でした。

 

それから4年後、私はなにわ男子を知ります。大橋くんの歌声を聴いて稲妻が走り、ああこれが噂の沼落ちかと自覚できるくらいに大橋くんのファンになるのは一瞬でした。

 

初めての掛け持ちに戸惑ったし、JUMPへの気持ちが大きすぎて、なにわ男子を好きになってしまったことの申し訳なさもありました。それでも離れられなかったのは、紛れもなくなにわ男子と大橋くんの魅力と、まだなにふぁむという名前がついていなかった なにわ男子のファンへの憧れでした(これに関しては別の記事でもちょくちょく書いているので割愛)。

 

掛け持ちは、「これまで向けていた好きの矢印を半分にして別の方向へ向ける」わけではなく、「新たに矢印を増やすこと」に過ぎないことを知りました。掛け持ちになったからと言って、JUMPへの気持ちに大きな変化はなかったからです。100%の容量を50%と50%にしたのではなく、好きになったことで200%の容量をゲットした感じです。(分かりにくいですね)

 

ただ「好きな気持ち」と「応援」は別でした。そこを一緒にするのは時間的にも体力的にも不可能で、私はもともと体力がないので無理でした(笑)

当時、なにわ男子は結成したばかりで、関西ジャニーズJr.だったのでファンの「応援」はそれはそれは大切にされているものでした。デビュー組のファンだったこともあり、番組への感想・お礼メールやはがき、SNSの活用が日常的に重視されている文化の中には生きていませんでした。

しかし私はその文化に憧れを抱いたので、Twitterでの「応援」はなにわ男子に多くのエネルギーをあてました。Jr.だからこそ、仕事が多すぎなかったというのはあると思います。地上波出るよー!ハッシュタグ準備!雑誌出るよー!予約!みたいな、ひとつひとつのお仕事がとても大事だったので。そう思うと、なにわ男子が当たり前にメディアに出るようになってから、掛け持ちを始めた人は大変かもしれないですね。私は焼け野原と言われたあの頃より後で、なにわ男子の知名度がここまでになる前に沼落ちしたので、本当にいいとこ取りというかタイミングが良かったなというのは思います。

 

話が少し脱線しましたが、私はこれまで通りJUMPを見ながらなにわ男子を応援するというスタンスでしばらく過ごしていました。自分なりのスタンスが確立できるというのは、掛け持ちの鍵だと思います。心が楽になるので。好きなのに、悩んでしまうのはやっぱりもったいない。気持ちを抑えるのが苦しいならなおさら、どちらも好きな自分を認めてあげた方がいいと私は思います。

 

 

そこに転機が訪れてしまったのが去年です。

敢えて「訪れてしまった」と表現したのは………まあその通りだからです(小泉構文)(笑)

 

JUMPファンの私にとっては去年の今頃はどん底でした。Hey!Say!JUMPが8人になることが決定した時期です。言っても私の立ち位置は伊野尾担だし、正直予想もしていたけど、やっぱり信じて待っていたわけで、ただただつらかった。好きな気持ちは変わらなくても、その気持ちのどこかが、何かが折れてしまいました。それと同時に日常が忙しくなったり、なにわ男子のデビューが決まったり、初めてなにわ男子のコンサートに行ったり・・・で私の心はなにわ男子にシフトしつつありました。そして、その日々もとてもとても楽しかったのです。

 

あの時、もう今後覆ることはないと思っていたのに。そしてそれは確信に近かったのに。

申し訳なかったし、あの時から担降りという言葉が色濃く頭を巡るようになりました。

 

 

結果的にいうと「メインはJUMPで、掛け持ち先がなにわ男子」という感覚でオタクをしていた私は「JUMPとなにわ男子のファン」になりました。正直これは掛け持ちやオタクのスタンスなんぞ人それぞれ違って当たり前だし、概念レベルの話なのでうまく伝えられないのですが、なんとなく分かってもらえますでしょうか?たぶん、私の中でJUMPとなにわ男子は同等になったのだと思います。

 

 

うーん

あの時信じて疑わなかったJUMPへの気持ちを、なにわ男子が超えたと言ってしまえばそれまでなんですけど

 

 

悲しかったんですよ。Hey!Say!JUMPが大好きであることはアイデンティティに近かったので。それが崩れてしまうかもしれないというのは、自分に対して悲しかったです。ああ結局そんな感じだったの?って、事あるごとに一緒に騒いだSNSの友達も遠い存在に思えたし、これまでのようにそこにいることはできなくなっちゃったなって。

 

歌番組に出る彼らを見た時に、かつて好きだった人 みたいな気持ちになっちゃったのも嫌だったし、お守りのように大切にしていた味方という言葉が苦しく感じるようになってしまったのも嫌だった。気持ちって本当に変わるんだなーとか思いながら、でもどうにか繋ぎ止めようと必死でした。

 

仲の良かった子がかつて担降りをした時に、「自分の好きでいる感情に波があって、その波の差が徐々に大きくなっていくのを感じました」と書いていたのを思い出して、それが痛いほどに理解できてしまったんですよね。

 

いつもなら数日、長くて数週間で返ってきた波が何ヶ月も返ってこないんです。こんなに長いの初めてで、ついに潮時かあと自覚せざるを得ませんでした。

 

 

 

 

 

 

だけどね、きたんですよ

 

 

 

 

 

嬉しくてにやにやしちゃうんですけど、数ヶ月ぶりに「大好き!Hey!Say!JUMPやっぱり強いわ!」の気持ちがきたんですよーーーーー

 

 

嬉しい。

 

あーよかった。

 

 

が率直な気持ちです。笑

 

 

どこできたかというと、ドラマの出演ラッシュ、それに伴う前代未聞のトリプルA面、春玄鳥の解禁。

 

かっけええええええええ

 

見事に射抜かれたね(誰)

 

 

相変わらず曲のキーが高いところ大好き

今度はsumikaだなんておもしろすぎる大好き

なんやねんトリプルA面て仕事多すぎやろ

春玄鳥、良い曲すぎますね!!!!!

 

 

結局私の心を引き戻してくれるのは、Hey!Say!JUMPの歌みたいです。

 

いつかのブログで、「私はHey!Say!JUMPが歌手である限り好きでいるんだと思う」と書きました(書いた気がする)(思っただけかも)。

その通りだと思います。本当に。

 

私はHey!Say!JUMPの曲が、好きで好きで仕方ないんです。ジャニオタとして異色かもしれないけど、みんなが「かお!」とか言ってる時に、「うわー!歌うまー!!!このメロディいいわあ」とかなってるタイプなんですよね。

 

春玄鳥、とてもとても心に響きました。

 

 

 

JUMPの歌を聴きながらなにわ男子を想うことも、なにわ男子の歌を聴きながらJUMPを想うことも多々あります。

 

お互い言ってしまえばライバルなはずなのに、私にとってはお互いがお互いの良いところを思い出させてくれたりもするんですよね。

 

 

明確な理由はよくわからないけど、吹っ切れた感じはする。それは、オタクとして熱量が小さくなったのかもしれないけど、JUMPもなにわ男子も大好きです。大橋くんの言葉を読んで、JUMPに向けていた100%の気持ちを80%にしたいなあと思っていたんだけど、それが実現できそうになってきたのかもしれません。

そもそもデビュー1年目と15年目を比べられるわけないんですよ。求められているものも違うし、経験値も違いすぎる。中堅を見てさすがだなあってなることもあるし、若手を見て強いなあって思うこともある。

 

でもどちらも本当に良い曲ばかりなんですよね。両グループの曲の良さを語ったら何日も経ってしまいそうだし、でも語りたいくらいに好きだし。

 

ただでさえ、出会えたことで幸せをくれたのに、ここでもいいとこ取りになってしまうのはあまりにも我儘かなと思うけど、ジャニオタの良いところはそこでもあって。どれだけ好きで感謝していてもそれを十分に伝えることはできないけど、私がどんなファンのスタンスを取っていようと離れようとそれもまた届くことはない。

それならば、幸せや感謝は別の形で返すこともできるのかなあと思ったり。

 

 

私は、いのちゃんが好きです。

初めて好きになった遠い人で、夢中になった人。ありのままを見せるから好きなところも苦手なところもあるけど、その分ファンに対してもありのままで接してくれる優しい人だと思う。好きになったり嫌になったり無感情になったり(笑)本当に振り回されてきたけど、気付けばもう7年で、なんできっぱり離れられないのかなと考えて思ったのは、似てるところが多いからかなと。

似てるなんて烏滸がましいけど、誕生月も星座も血液型も、兄妹構成も垂れ目も涙袋の大きさも。指は長くないしあざとさもない、性格も似てないところは多いけど、やっぱりなんか縁を感じて離れられないんだなあ。

 

 

私は大橋くんが好きです。

大橋くんはズギュンピカーンドーンって稲妻が走って落ちてしまった人。歌声に心が震えて、当時Jr.の大橋くんの将来に思いを馳せ幸せを願わずにはいられなかった。沼落ち後はもう、好きすぎる!かわいい!みたいな(笑)私をれっきとしたオタクにさせたのは大橋くんだ。大橋くんとは共通点がほとんどないけど、だからこそ私にとっては太陽のような人で、見ているだけで無条件にエネルギーが湧いてくるような、ヒーローであり魔法使いのような人。

 

いのちゃんとの違いを考えたとき大橋くんは、人との関わりに一線を引く人だと思った。自分に厳しく他人に優しいタイプ。優しさゆえに人を信じすぎず、期待しすぎない。何かあっても受け止められるように80%の気持ちで関わる。だからこそ、もし何かファンがしでかしたとしても、それを20%の余裕で受け止めるんだと思う。

 

どちらが正しいとか良い人とかいうことでは全くないけど、いのちゃんと大橋くんはこんなイメージで違うと感じている。

 

 

違いすぎるから比べようがないし、同じ土俵に立っていないというのは掛け持ちをすると決めた時から変わらない考え方だ。

 

Hey!Say!JUMPが好きだし

なにわ男子が好き

いのちゃんが好きだし

大橋くんが好き

 

 

自分勝手にファンでいさせてもらっているけど、掛け持ちオタクとして私が返したいなあと思ったことは、

 

・もらった優しさを私も誰かに渡すこと
・幸せに生きること

 

歌を聴いて支えられた時、番組を見て幸せな気持ちになったり笑った時、いつか自分も誰かにそうやって接しよう。大好きなアイドルがくれた優しさを、私の優しさに変えよう。そうしたいと今は思っています。

 

あとは、みんながファンの幸せを願ってくれているのなら幸せに生きることが一番の恩返しかなー!って。もちろん、私もみんなの幸せを心から願っているよ。

 

 

掛け持ちってしんどいし、現実もしんどいけど、とりあえず前向きに捉えて、適当に生きて笑っていようかなと思いました。そんなふうに生きれたらいいなっていう願望であり目標。

 

ごはんはおいしいな〜

今日は晴れだな〜

いのちゃんが笑っててうれしいな〜

大橋くんがウケててうれしいな〜

 

みたいな(笑)

 

 

JUMPとなにわ男子がくれた優しさを忘れずに、前向きに捉えて適当に幸せに生きていきたい!

 

それが今の私的掛け持ちの答えです。

 

 

 

 

すっかり長くなっちゃった。

 

 

今のおすすめはHey!Say!JUMPの春玄鳥と、なにわ男子のサチアレと、もうすぐ始まる家政夫のミタゾノと、俺の可愛いはもうすぐ消費期限⁉︎です。よろしくお願いします(◜◡◝)